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杜の都の住人さくらが日々の想いを綴る・・・ さくら草紙(Yahoo!)の 続編です


by withme95
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黄泉がえり

ビデオを整理しようと思って、内容が書かれていないものを
観ていたら・・・・「黄泉がえり」が入っていました。

SMAPの草なぎくんが苦手なので、見ていなかった映画。
そういえば、妹が竹内結子のファンだったっけ・・・・

重力波の影響を受ける一定区域内に遺体があった死者が
生き返って現れる = 黄泉がえり 。
お盆を前にして、ある意味タイムリーな映画だったのかも。

「死」によって途切れてしまった家族との時間や絆。
できることならば再生させたい・・・・という残された者たちの
思いが、このような物語のベースになっています。

突然の事故で時間が断ち切られた人に対しては言うまでも
なく、天寿をまっとうした人に対しても、「もう一度会いたい」
という思いを抱くのは、生き残った者のわがままなのかもしれ
ません。でも、覚悟を決めて「お見送り」できる人がそれほど
たくさんいるとも思えません。

死者の時間は止まっても、残された者たちの時間は進み
続けています。黄泉がえってきた人たちと過ごす時間・・・・
それは、死者にとっても生きている者にとっても、本当に
「別れるための時間」だったのかもしれません。

14歳で死んでしまったお兄ちゃんを、今はなき(?)極楽
とんぼの山本さん(30代・ラーメン屋さんの店員役)が、
「兄ちゃん」「兄ちゃん」と慕っている姿が印象的でした。

それから、柴咲コウさん演じる、RUIのLIVE、エキストラと
して参加したかったなぁ。力強い歌声と幻想的な雰囲気が
素敵でした。
by withme95 | 2007-08-13 21:03 | 映画